色々な標本を作ろう!
水生生物をエタノールにつけて液浸標本を作ろう!
用意するもの
消毒用エタノール
ガラス瓶容器
まち針
バット
トレーシングペーパー
えんぴつ
食品トレー
水生生物
液浸標本の作り方
1. バットの上で、うろこが落ちないようにぬめりを落とします。手でもできますが、筆などを使うと便利です
2. きれいな標本を作りたい場合は食品トレー(刺身などが入っていたもの)に魚を入れ、ヒレを広げたらまち針で止めて、そこにエタノールを入れしばらくひたします
3. びんに魚が全身つかる量のエタノールをいれ標本にする魚を頭部から入れます。その後、びんを立てたときに、魚の頭部が下を向くようにします。
4. トレーシングペーパーに、えんぴつで種名、日付、採集地、採集者などを書いてラベルを作り、一緒にびんにいれます。びんのふたをしっかりと閉めて、2~3日は横向きにしておきます。
5. 冷暗所に保管し、びんのエタノールがにごった場合は、エタノールを入れ替えます。エタノールが減ってきたら追加します。カニやエビ、貝の標本づくりも基本的に作業はおなじです。
エタノールは火が付きやすい液体です。使う際は必ず火器のない場所で作業します。また、保管する場所も高温にならない場所で保管する必要です。必ず大人と一緒に作業するようにしても、手についたらすぐに洗い流すようにしましょう。
羽毛標本をつくろう!
用意するもの
使い捨て手袋
チャック付き袋
バット
クリアホルダー
羽毛標本の作り方
1. 羽毛を見つけたら、必ず使い捨て手袋を着用してから拾い、チャック付き袋に入れて持ち帰ります
2. 持ち帰った羽毛は、石鹸水とぬるま湯を入れたバットの中で、優しく拭くようにして洗います。目に見えるごみが取れたら、日陰でよく乾かします。
3. 羽毛が乾いたら、拾った場所や日付などを書いたラベルと一緒に、クリアホルダーなどに入れて羽毛標本の完成。
石を磨いてピカピカにしよう!
用意するもの
川原の石
ダイヤモンドヤスリ
バット
耐水紙ヤスリ
ゴム手袋
木工用接着剤
ピカピカ石標本の作り方
1. ゴム手袋をしたらダイヤモンドヤスリを使い、できる限り突き出た部分をあらけずりして石を平らにします。
2. 水をはったバットの中に#500の耐水紙ヤスリをしき、あらけずりを終えた石を動かしながらみがきます。耐水紙ヤスリを#1000、#1500と、細かいヤスリにかえてゆき、石をピカピカにします。
3. コレクションケースを用意して、ピカピカになった石を並べます。石の名前や採集地、採集者、日付を書いたラベルをはれば、ピカピカ石標本の完成。ピカピカにみがくことで石のもつ色や模様などのとくちょうが、より現れます。
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